「野菜」より「果物」、「牛乳」より「ヨーグルト」
洋食派の献立を見ると、主食は当然パンが多く75%であったが、菓子パンという回答も1割を超えていることが注目される。その他ではシリアル5%、ご飯類7%(カレーライスを含む)、若干ではあるがパスタ、ピザも見られた。ハンバーガー類はほとんどなかった。パンにはバター・マーガリンが4割強、ジャムは2割強であった。
飲み物は圧倒的にコーヒーが高く50%に達し、牛乳の2倍近い。紅茶は14%とコーヒーの3割に過ぎない。ジュース類も6%と以外に少ない。おかずはスープ類が26%、卵3割強、ハム・ソーセージ3割強、野菜・サラダは3割以下と少ない。また、果物類は3人にひとりが摂っており、野菜に比較するとやや高い。ヨーグルトも36%と高く、牛乳よりかなり高い。洋食派の朝食はパン、バター・マーガリン、ハムまたはソーセージ、卵、スープ、コーヒー、果物、ヨーグルトというメニューが一般的で、野菜、牛乳が今1つ不足しているようだ。
一方、和食派を見ると、まず味噌汁が7割強で圧倒的に多い。おかずは卵が4割強、魚が3割で肉類は少ない。また野菜も3割以下で、特に男性では22%にすぎない。飲み物はお茶が66%と高いが、牛乳は1割強でコーヒーの16%よりも少なかった。果物は3割強に達し、野菜に比較するとやや多い。またヨーグルトも3人に1人が摂っており、牛乳に比較するとかなり多い。和食派の朝食は、ごはん、味噌汁、卵、納豆、漬物、海苔、魚、果物、ヨーグルトにお茶といったメニューが多く、洋食と同様、野菜、牛乳の摂取率が低いことがわかる。
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