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これまでのアンケート結果

「たべるつくる」では、たべつく会員のみなさんに対して、食生活にかかわるインターネット調査を定期的に実施しています。この調査に関して、あるいはWEB調査に対するご質問、ご意見、ご要望などは、お気軽にたべるつくる事務局までどうぞ!

朝食は「和食派」それとも「洋食派」? 
04年2月実施
朝食の摂取実態を調査しました。回答は、朝食摂取者を対象者として集計しています。有効回収数は2,188名(男性608名、女性1,580名)でした。

Q 今朝の朝食はどんなものでしたか?
朝食「手作り」6割、「市販で済ませる」3割、「前日の残り物」1割
手作りは全体では60%となっている。年齢別に見ると、50、60代の女性高年齢層と男性60代以上では70%以上と高いが、20代以下では50%台に低下し、市販のもので済ませる傾向が高い。性別に見ると、女性では60%を超えているが、男性は50%台で、男性の3人に1人は市販もので済ませている。また、前日の残りもので済ませる層は1割程度であったが、男性、女性とも20代、30代で若干高い。なお、休日か休日ではないかによっての差は見られなかった(朝食摂取者を対象)。 
   
   
Q 今朝の朝食は和風でしたか?洋風でしたか?
「洋食派51%」、「和食派」45%で洋食に軍配
男性と女性の標本数が異なるので全体を単純に比較できないが、男性は若干和食が多いが、女性は洋食派が5割を超え、和食42%を10ポイント上回っている。40代以下の世代では男性、女性とも洋食派が多く、女性の50代でも和洋半々であった。
   
   
Q 今朝のメニューは何でしたか?

「野菜」より「果物」、「牛乳」より「ヨーグルト」
洋食派の献立を見ると、主食は当然パンが多く75%であったが、菓子パンという回答も1割を超えていることが注目される。その他ではシリアル5%、ご飯類7%(カレーライスを含む)、若干ではあるがパスタ、ピザも見られた。ハンバーガー類はほとんどなかった。パンにはバター・マーガリンが4割強、ジャムは2割強であった。

飲み物は圧倒的にコーヒーが高く50%に達し、牛乳の2倍近い。紅茶は14%とコーヒーの3割に過ぎない。ジュース類も6%と以外に少ない。おかずはスープ類が26%、卵3割強、ハム・ソーセージ3割強、野菜・サラダは3割以下と少ない。また、果物類は3人にひとりが摂っており、野菜に比較するとやや高い。ヨーグルトも36%と高く、牛乳よりかなり高い。洋食派の朝食はパン、バター・マーガリン、ハムまたはソーセージ、卵、スープ、コーヒー、果物、ヨーグルトというメニューが一般的で、野菜、牛乳が今1つ不足しているようだ。

一方、和食派を見ると、まず味噌汁が7割強で圧倒的に多い。おかずは卵が4割強、魚が3割で肉類は少ない。また野菜も3割以下で、特に男性では22%にすぎない。飲み物はお茶が66%と高いが、牛乳は1割強でコーヒーの16%よりも少なかった。果物は3割強に達し、野菜に比較するとやや多い。またヨーグルトも3人に1人が摂っており、牛乳に比較するとかなり多い。和食派の朝食は、ごはん、味噌汁、卵、納豆、漬物、海苔、魚、果物、ヨーグルトにお茶といったメニューが多く、洋食と同様、野菜、牛乳の摂取率が低いことがわかる。

 


● 全体的には、朝食は洋食派が多いといえる。洋食派と和食派の副食傾向をみると、卵、果物は両者とも差はないが、サラダ・野菜類はやや洋食派に多い。和食派は、納豆、漬物、おひたし、海苔など多岐にわたって摂取しており、バランスがとれている。
● 牛乳、ヨーグルトとも洋食派に多いが、ヨーグルトは和食派でも2割強が摂取している。洋食派、和食派とも野菜、牛乳の摂取が少なく、果物やヨーグルトで代替しているものと思われる。バランスを考えると、野菜、牛乳をもっと摂取したほうがよいのではないだろうか。



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