私の住む松戸市は、東京都心から25キロメートル圏の住宅都市で、「矢切の渡し」や「野菊の墓」の舞台としても知られるところ。都心近郊でありながら、自然を満喫できる街です。甘くてジューシーな20世紀梨も、松戸生まれなんですよ。

いろいろ食べられて おトクな「Aランチ」。

そんな松戸にある、おいしい手づくり中華「点点」さんをご紹介します。20年以上の経験を持つご主人が、安心して食べられる食材を選び、心を込めて一品一品手づくりしています。お料理は、黒酢、豆腐などの中国古来から伝わる基本的な食材と、国産豚肉や新鮮な緑黄色野菜をふんだんに使い、油を控えめにしてあっさり仕上げられています。「てんてん」という名前は、おいしくて身体にいいものをつくり、少しずつ確実に成長していきたい、という思いからつけられたそう。そして、毎日食べてもらえるよう、手頃な価格で提供することをモットーにしているということでした。雰囲気もとっても家庭的です。

やみつきになる 「タンタンメン」の辛さ。

私のおすすめは「Aランチ」（990円）。天然エビとナスのチリソース、パリパリサラダ、付け合わせ、ライス、スープ、ミニデザート付きの大サービスランチです。ご飯のおかわりもOKです。四川山椒と黒豆を使った「本格激辛マーボー飯」（880円）もランチタイムに人気のあるセット。すべてのランチに100円か180円で、デザートや飲み物、ハーフ麺をつけることもできるので、おトク感があります。

「おこげ」は目の前で 海鮮あんをかけて。

「タンタンメン」(680円）は、たっぷり使われたゴマで辛さが和らぐものの、後からだんだんじわっと辛くなってくるのがイイ感じ。濃厚なスープとしっかりした麺は、食べ応えがあります。「おこげ」（1480円）は、揚げたもち米に、目の前でジュワーッと海鮮あんをかけます。できたてのおこげの“ジュワーッ”はたまりませんよね。お酢を入れるとさらにおいしさアップです。それから、デザートの「黒ごまアイス」は、ゴマの風味バツグン。健康にもいいと思います。

どのメニューも彩りがきれいで、食欲をそそります。店内の雰囲気もいいので、1人で来る女性も多いんですよ。小上り席は家族と一緒のときに便利だし、子供向けに絵本も用意されていて、子供と出かけるときも助かっています。