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「おいしくって、からだに良い農産物って何だろう。そう考えたのが、すべての始まりでした」そう言うのは、群馬県の昭和村で、こんにゃくいもや大根、白菜、小松菜などを栽培している澤浦彰治さん。『グリンリーフ株式会社』という農業生産法人を立ち上げ、自分のところの野菜を使って、こんにゃくや漬物といった加工品もつくっています。
「おいしくって、からだに良い農産物というのは、人のからだが欲している栄養やミネラルが、必要なだけ含まれているものなのではないでしょうか。たとえば、疲れた時には甘いものがおいしく感じるし、夏にはさっぱりしたものが食べたくなる。食べたいと思う食べものの中には、その時その時に、からだが欲しがっている栄養やミネラルが入っているんだと思います。だから、おいしく感じるんです」逆に言えば、おいしいものは、からだにも良いということになりますね?「もちろん、からだに悪くておいしいものもあるでしょう。でも、からだが素直においしいと感じるものは、悪いものではないと思いますよ。私たちは、情報に踊らされがちです。だけど、人は頭で食べるわけではありません。最終的には、しっかりと手をかけた素朴な食べものに戻ってくると思います」 |