さて、そろそろお腹もすいたことだし、ということで、お昼ごはんをごちそうになることになりました(わあい!)。メニューは、卵かけご飯に卵焼き、鶏肉のハンバーグ、焼きなす、それに、いろいろな野菜の天ぷらです。卵は、殻がかたい!割ってみると、黄身はもちろん白身もこんもり。混ぜるのにちょっと時間がかかってしまうほど、弾力があります。味はさっぱり系。自然のまんまっていう感じです。それから、ししとうの天ぷら。大きいですねえ。「これは、南禅寺ししとう。辛みはほとんどないでしょう?」確かにまろやかな味です。
それに、鶏肉のハンバーグのおいしいこと!お肉がしっかりしていて、味が濃いんです。「卵を産み終わった鶏たちは、こうしてありがたくいただきます。普通売られている鶏肉は、若鶏なんですね。柔らかいけど、味はぼんやりしてる。私たちの鶏は、元気に走りまわっていたから、柔らかくはないけれど、市販の鶏肉とは全然味が違います。そうそう『キララの学校』に来る子どもたちは、鶏をしめるのも手伝うんですよ」みんな怖がりませんか?「最初はね。でも、子どもたちは、ちゃんと理解します。自分で鶏をしめたことによって、その肉が食べられなくなった子どもはひとりもいません。命をいただくというのはそういうことなんだ、とわかってくれるからです」
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